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内装リフォームの今後のトレンドについて2025.11.06

内装リフォームとは

内装リフォームとは、住宅や店舗、オフィスなど建物内部の仕上げや構造を改修し、快適性・機能性・デザイン性を向上させるための工事を指す。建物の「内側」に関わる改修であり、壁・床・天井・建具・照明・水回り・間取りなど、多岐にわたる要素が対象となる。

外装リフォームが建物の外観や防水・耐久性を重視するのに対し、内装リフォームは暮らしやすさ・美観・快適性・省エネ性など、人が直接触れる空間の質を高めることが主な目的である。


第1章 内装リフォームの目的と意義

1-1. 快適性の向上

住まいの内装は、経年劣化や生活スタイルの変化によって次第に不便さや不快感が生まれる。
たとえば、古い壁紙の汚れや剥がれ、床のきしみ、暗い照明、狭い間取りなどが原因で快適性が損なわれる。
内装リフォームでは、これらを改善し、より快適で居心地の良い空間を実現する。

1-2. デザイン性・美観の刷新

内装デザインは、住まいの印象を大きく左右する。
時代や嗜好に合わせて壁紙・床材・照明などを一新することで、古い印象の部屋を現代的で洗練された空間へと変えることができる。
特にリビングやキッチンなどの共用スペースでは、デザインの更新によって生活の満足度が大きく向上する。

1-3. 機能性・効率性の向上

近年の内装リフォームでは、機能性を重視する傾向が強い。
収納の増設、断熱性能の向上、照明計画の改善、可動間仕切りの導入など、生活動線を最適化する工夫が重視されている。
また、バリアフリー化や省エネルギー化といった社会的ニーズにも対応できる。

1-4. 建物資産価値の維持・向上

老朽化した内装を放置すると、建物の評価や市場価値が下がる。
定期的なリフォームを行うことで、建物の資産価値を保つ・高める効果がある。特にマンションや賃貸物件では、入居希望者に好印象を与えるために内装リフォームが重要な投資となる。


第2章 内装リフォームの主な種類

内装リフォームの範囲は非常に広く、目的や対象箇所によって多様な分類が存在する。
以下に代表的な種類を紹介する。

2-1. 壁・天井リフォーム

壁紙(クロス)の張り替え、塗装、珪藻土仕上げなどが中心。
・ビニールクロスは安価で種類が豊富。
・珪藻土や漆喰は調湿・脱臭効果があり、自然素材志向の家庭に人気。
・天井のデザイン変更では、照明の埋め込みや間接照明の設置も行われる。

2-2. 床リフォーム

フローリング、クッションフロア、カーペット、タイルなど多様な素材が選べる。
・無垢材フローリングは高級感と温かみが魅力。
・クッションフロアは水回りに適し、メンテナンスが容易。
・防音・断熱機能付きの床材も多く、快適性が高い。

2-3. 建具・ドアリフォーム

建具は空間の印象を左右する要素であり、開閉方式や素材選びも重要。
・引き戸への変更で動線がスムーズに。
・室内ドアをデザイン性の高いものに交換することで空間の質が向上する。

2-4. 照明リフォーム

照明計画は内装リフォームの中でも特に重要な要素。
・間接照明やダウンライトを組み合わせることで、立体的な空間を演出。
・LED照明の導入で省エネ効果も高まる。
・調光機能を備えた照明でシーンに応じた雰囲気づくりが可能。

2-5. 水回りリフォーム

キッチン、浴室、洗面所、トイレなどの水回りは劣化が早い部分。
・キッチンでは対面型やアイランド型が人気。
・浴室はユニットバスへの交換や追い焚き機能の追加など。
・洗面所では収納力と清掃性を高める設計が求められる。

2-6. 間取り変更リフォーム

家族構成や生活スタイルの変化に合わせて、部屋の構成を変更するリフォーム。
・和室を洋室に変更
・リビングとダイニングを一体化
・子供部屋を仕切る、または広げる
・回遊動線を設けるなど、暮らしやすさの再構築が可能。

2-7. 収納リフォーム

収納スペースの不足は多くの家庭の悩み。
・壁面収納、床下収納、クローゼットの拡張などで効率化。
・造作家具で空間を有効活用し、見た目も美しく整理整頓が可能。

2-8. バリアフリーリフォーム

高齢化社会に対応するリフォームとして需要が高い。
・段差解消、手すり設置、滑りにくい床材の採用など。
・車椅子対応のドアやトイレ設計も重要。

2-9. 防音・断熱リフォーム

・遮音シートや防音ドアの設置でプライバシーを確保。
・断熱リフォームでは壁内や床下への断熱材充填、窓の二重化などで省エネ効果を実現。


第3章 内装リフォームの流れ

リフォームの成功には、計画的な進行管理が欠かせない。以下は一般的な工程である。

3-1. 現地調査・ヒアリング

建物の現状を確認し、構造・劣化・寸法などを調べる。
施主の要望や予算、ライフスタイルを細かくヒアリングし、最適なプランの基礎を作る。

3-2. プランニング・設計

デザイン案、間取り図、使用素材、色彩計画、照明配置などを決定。
3Dパースなどを活用し、完成後のイメージを共有する。

3-3. 見積もり・契約

プラン内容に基づいて見積書を作成。
施工範囲・工期・支払条件・保証内容を確認したうえで契約を締結する。

3-4. 施工準備・解体

家具移動や養生(床・壁保護)を行い、既存部分を解体する。
リフォーム工事では「壊してみて初めて分かる問題」が発生することがあるため、柔軟な対応力が求められる。

3-5. 施工・仕上げ

下地処理→配線・配管→造作→仕上げ材施工→建具・照明設置→クリーニングの順に進行。
施工中の打ち合わせも重要で、細部の仕様変更や調整が行われることも多い。

3-6. 引き渡し・アフターサービス

完成後、施主と施工会社が立ち会い、最終確認を行う。
その後、保証期間やアフター点検などの体制を明確にする。


第4章 内装リフォームの費用相場

費用は工事内容・規模・素材・地域によって変動するが、おおよその目安は以下の通り。工事項目費用相場(税別)壁紙張り替え800~1,500円/㎡床フローリング交換10,000~20,000円/㎡天井張り替え1,200~2,500円/㎡室内ドア交換4万~10万円照明リフォーム5万~15万円キッチンリフォーム50万~150万円浴室リフォーム60万~200万円トイレリフォーム10万~40万円間取り変更(壁撤去など)30万~200万円フルリフォーム(住宅全体)500万~1500万円以上

費用を抑えるポイントとしては、
・部分的な施工に留める
・既存設備を再利用する
・複数業者から見積もりを取る
などが挙げられる。


第5章 デザインと素材選びのポイント

5-1. カラーバランス

壁・床・天井の色は「70:20:10」の比率で考えると調和がとりやすい。
ベースカラー(70%)=白やベージュ、
アソートカラー(20%)=木目やグレー、
アクセントカラー(10%)=青や黒など。

5-2. 素材の特性

・木材:温かみと自然な風合い。湿度変化に注意。
・タイル:耐水・耐久性に優れる。
・漆喰・珪藻土:調湿性があり健康的。
・ビニールクロス:コストパフォーマンス良好で施工が容易。

5-3. 照明演出

・間接照明で柔らかい雰囲気を演出。
・スポットライトで壁面アートや観葉植物を照らす。
・調光・調色機能で多様なシーンを演出可能。

5-4. スタイル別デザイン例

ナチュラルスタイル:無垢材・白壁・観葉植物で柔らかい印象。
モダンスタイル:モノトーンと直線的デザインでスタイリッシュに。
北欧スタイル:明るい木材とパステルカラーで温かみ。
インダストリアル:コンクリートやアイアンを活かした無骨さ。
和モダン:畳や障子の要素を残しつつ現代的に融合。


第6章 施工上の注意点

  1. 構造制約の確認:マンションでは共用部分(柱・梁・配管)は変更不可。
  2. 法規制:建築基準法・消防法・マンション管理規約を遵守。
  3. 騒音・振動対策:集合住宅では近隣への配慮が不可欠。
  4. 素材選定:用途や環境に適した素材を選ばないと早期劣化の恐れ。
  5. 湿気・カビ対策:換気・断熱計画を併せて行う。
  6. 業者選び:実績・保証・対応力を確認し、複数比較が重要。

第7章 内装リフォームのトレンド

  1. 自然素材リフォーム:健康志向から無垢材や漆喰が人気。
  2. 省エネ・断熱改修:光熱費削減を目的とした断熱リフォーム。
  3. スマートホーム化:IoT照明・自動カーテン・音声操作など。
  4. リノベーション的発想:単なる修繕でなく「新しい価値を創る」方向へ。
  5. DIY・セミオーダーの普及:自分で手を加える楽しさが注目されている。

第8章 内装リフォーム事例

事例①:築30年マンションの全面リフォーム

・和室を洋室化し、LDK一体型に変更。
・床は防音フローリング、壁は漆喰。
・費用:約900万円。
→ 開放的で明るい空間に生まれ変わり、資産価値も向上。

事例②:戸建てリビングのデザインリフォーム

・天井高を上げて間接照明を設置。
・床を無垢オーク材に変更。
・費用:約250万円。
→ 高級感のあるホテルライクな雰囲気を実現。

事例③:高齢者対応リフォーム

・段差解消、手すり追加、滑り防止フロア。
・トイレを車椅子対応へ拡張。
・費用:約180万円。
→ 安全で自立した生活が可能に。


第9章 内装リフォーム業者の選び方

  1. 実績・専門性の確認:施工事例や資格(建設業許可、二級建築士など)。
  2. 見積もりの透明性:内訳が明確で追加費用リスクが少ない。
  3. アフターサポート:保証期間・対応スピードの確認。
  4. デザイン提案力:要望を汲み取った提案ができるか。
  5. 口コミ・評判:ネットレビュー・紹介などを参考に。

第10章 まとめ

内装リフォームは、住空間の質を高め、暮らしの快適さと価値を両立させる重要な投資である。
単なる修繕ではなく、ライフスタイルや価値観を反映した「空間づくり」であり、設計力・素材選定・施工技術・デザイン感性が総合的に問われる。

成功のカギは、

  • 現状と目的の明確化
  • 適正な業者選定
  • 綿密な打ち合わせ
  • 将来を見据えた設計

これらを踏まえることで、内装リフォームは単なる改修ではなく、人生を豊かにする再創造プロジェクトとなる。

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