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住宅リフォームについて2026.02.01

第1章 住宅リフォームの本質的な難しさ

なぜ新築より失敗率が高いのか

1-1. 住宅リフォームは「答えのない工事」

新築は「完成形が先に決まっている」工事。
リフォームは**「壊してみるまで真実が分からない」工事**。

ここがすべての地獄の入口です。

  • 図面が存在しない
  • 図面と現況が一致しない
  • 当時の施工品質が分からない
  • 建てた人が何を考えたか分からない

つまりリフォームとは
「不確実性の塊にお金を突っ込む行為」

1-2. 施主・業者・設計者の前提がズレている

失敗の9割は「技術」ではなく
前提条件の食い違い。立場本音施主予算内で理想を全部叶えたい業者想定外を減らしたい設計美しく成立させたい

この三者は、最初から完全に利害が一致していない


第2章 「なぜ思ったより高い?」の正体

2-1. 相場は存在しない

住宅リフォームに絶対的相場はありません

同じ「キッチンリフォーム」でも、

  • 配管距離
  • 床下高さ
  • 梁位置
  • 電気容量
  • 壁の構造

数十万円〜数百万円変わる

ネットの相場記事は
👉 「もっとも条件がいい場合の話」
だと思ってください。

2-2. 見積がブレる最大要因=解体後の現実

解体前に分かることは
せいぜい70%

残り30%は、

  • 腐ってる
  • 傾いてる
  • 通ってはいけない配管が通ってる
  • 想定外の補修跡

この30%が金額を壊す爆弾


第3章 「一式見積」は悪なのか?

3-1. 一式=不誠実、ではない

よく言われる
「一式見積は危険」という話。

半分正解、半分間違いです。

本当に危険な一式

  • 内容説明がない
  • 数量根拠がない
  • グレード不明
  • 変更時の金額調整ルールがない

実務上必要な一式

  • 解体後にしか確定できない工事
  • 細かく割ると逆に混乱する項目

問題は「一式」ではなく「説明責任」


第4章 住宅リフォームで一番壊れるのは「床下」

4-1. 床下はブラックボックス

ほとんどの施主は
床下を一度も見ないまま契約します。

しかし現実は、

  • 配管がぐちゃぐちゃ
  • 勾配不足
  • シロアリ跡
  • 湿気地獄

4-2. 床下を制する者がリフォームを制す

水回り移動の可否は
床下高さと梁配置で9割決まる

  • 「できる」と言う業者
  • 「やらない方がいい」と言う業者

どちらが正しいかではなく、
どこまで責任を取る覚悟があるか


第5章 間取り変更の“見えない地雷”

5-1. 壁は全部壊せるわけじゃない

耐力壁・筋交い・構造用合板。
これを理解せずに、

「この壁、取れますよね?」

は危険すぎる。

5-2. 壊せばいい、では済まない

壁を撤去すると:

  • 耐震補強が必要
  • 梁補強が必要
  • 天井・床も連動

1枚の壁が100万円超になることも普通


第6章 断熱リフォームの現実(ここが一番誤解されている)

6-1. 断熱材を入れれば暖かくなる、は幻想

断熱は連続性がすべて。

  • 窓が弱い
  • 気密が取れていない
  • 熱橋だらけ

これで
「断熱材入れました!」は詐欺に近い。

6-2. 本当に効くのはどこか

費用対効果が高い順:

  1. 天井

壁から全部やる必要はない。
戦略が9割


第7章 デザイン重視リフォームの末路

7-1. 写真映え=住みやすさ、ではない

  • モルタル床 → 冬冷たい
  • 見せる収納 → すぐ散らかる
  • 大開口 → 夏暑い

7-2. デザインは「抑制」こそ技術

本当に上手い設計者は
やらない理由を説明できる。


第8章 工事中に起きる地獄と、その回避法

8-1. 職人ガチャは存在する

現実として、

  • 丁寧な職人
  • 荒い職人

は確実に存在する。

回避策は
👉 会社を見る、ではなく現場を見る

8-2. 監督が現場を見ていないと終わる

リフォームの品質は
現場監督の頻度と経験で決まる


第9章 「いい人そうな業者」に騙される理由

9-1. 人柄と技術は別

  • 話しやすい
  • 感じがいい
  • 即答してくれる

これと
現場力・構造理解・段取り力は無関係。

9-2. 危険なフレーズ

  • 「大丈夫ですよ」
  • 「みんなやってます」
  • 「問題ないです」

大丈夫かどうかは
誰が責任を取るかで決まる。


第10章 住宅リフォーム最大の失敗原因

10-1. 「全部ちゃんとやりたい」

これが最大の罠。

  • 予算は有限
  • 建物も制約だらけ

優先順位を決めない=全部中途半端

10-2. 正解は「捨てる設計」

  • 今やらない
  • 今回は触らない
  • 将来に回す

これができた施主は
ほぼ例外なく満足度が高い


最終章 プロが本気で考える「後悔しない住宅リフォーム」

結論はシンプル

  • 工事を見るな
  • 人を見ろ
  • 図面より会話
  • 金額より思考

住宅リフォームは
工事ではなく、意思決定の連続です。

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