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内装リフォームのポイントについて2026.01.26

内装リフォーム “限界深掘り” 完全版


第1章:内装リフォームの正体

―「内装=仕上げ」だと思っていると失敗する理由

多くの施主が

内装リフォーム=壁紙や床をきれいにすること

と思っていますが、
プロが考えている内装リフォームの中心はそこではありません。

プロの頭の中の優先順位

  1. 既存建物の制約
  2. 配管・配線・構造
  3. 動線と生活行動
  4. メンテナンス
  5. 最後にデザイン

つまり、

デザインは「結果」であって「目的」ではない

これを逆にすると、
・かっこいいけど住みにくい
・完成直後がピーク
という典型的失敗になります。


第2章:解体して初めて分かる「現実」

2-1. 内装リフォームは「賭け」である

これは業界の本音です。

  • 壁を開けるまで分からない
  • 床を剥がすまで分からない
  • 天井を落とすまで分からない

図面通りの家は、ほぼ存在しません。

よくある「想定外」

  • 斜めに走る配管
  • 現場で追加された補強材
  • 使われていない古い電線
  • 下地の欠損・腐食

👉 だから「予備費」が絶対に必要。


2-2. なぜ見積もりがブレるのか

見積もり時点では、

  • 見えている部分:30〜40%
  • 見えていない部分:60〜70%

つまり、

見積もりは“仮説”でしかない

ここを理解していない施主ほど
「話が違う」「聞いてない」となります。


第3章:間取り変更の限界ライン

3-1. 「動かせる壁」と「動かせない壁」

動かせない壁

  • 構造壁(耐力壁)
  • 共用部に接する壁(マンション)
  • 配管集中部

動かせる壁

  • 間仕切り壁(軽量鉄骨 or 木下地)

**設計力の差は、
「動かせない条件でどこまで成立させるか」**に出ます。


3-2. 間取り変更で起きる“静かな失敗”

表面上は問題なくても、

  • 家具が置けない
  • 冷暖房が効かない
  • 音が回る
  • 匂いが広がる

こうした生活レベルの不具合
完成後1〜3か月でじわじわ現れます。


第4章:床・壁・天井の「本当の役割」

4-1. 床は「インテリア」ではない

床は、

  • 温度
  • 体への負担
  • 掃除
    を支配します。

フローリング選びの地獄

  • 硬すぎる → 足腰に来る
  • 柔らかすぎる → 傷だらけ
  • 無垢 → 管理地獄
  • 複合 → 偽物感と言われがち

正解は「暮らし方」次第で変わる。


4-2. 壁は「背景」である

壁は主役になってはいけません。

  • 主張しすぎる壁 → 飽きる
  • 凝りすぎ → 家具が負ける

壁は引き算が正解。


4-3. 天井は「空間の心理」を支配する

  • 2.4m → 標準
  • 下げすぎ → 圧迫感
  • 上げすぎ → 落ち着かない

天井は1cm単位で体感が変わる。


第5章:水回りで9割が失敗する理由

5-1. キッチンは「作業場」

SNSのキッチンは
料理しない前提のデザインが多い。

失敗例:

  • 作業スペース不足
  • ゴミ箱の行き場なし
  • 動線が長すぎる

👉 キッチンは
「かっこよさ」より「流れ」


5-2. 浴室は拡張できない

特にマンションでは、

  • パイプスペース
  • 排水勾配

これが限界を決めます。

「サイズアップできますよ」は
9割が誇張。


第6章:電気計画は“脳内シミュレーション”

6-1. コンセントの考え方

正解は
「今」ではなく「5年後」

  • 掃除ロボット
  • スマート家電
  • 在宅ワーク

👉 足りないより多い方がいい。


6-2. 照明で失敗する人の共通点

  • 間接照明を信じすぎ
  • 光量を軽視
  • 色温度を統一していない

モデルルームの光は“非現実”。


第7章:業者は何を見ているか

7-1. 業者が警戒する施主

  • 決断が遅い
  • 後出し要望が多い
  • 相場を知らない
  • SNSを絶対視する

→ 工事品質が下がる原因になる。


7-2. 業者が本気を出す施主

  • 優先順位が明確
  • 予算上限が明確
  • 判断が早い
  • 現場を理解しようとする

👉 「いい施主」ほど、いい家になる。


第8章:工事現場のリアル

8-1. 職人は万能ではない

  • 大工がデザインできるわけではない
  • デザイナーが施工を知っているとは限らない

分業が前提。


8-2. 現場が荒れる原因

  • 図面が曖昧
  • 施主変更が多い
  • 工期が無理

👉 荒れた現場=仕上がりも荒れる。


第9章:10年後に差が出るポイント

  • 下地処理
  • 配線の整理
  • 配管更新
  • 汎用性のある間取り

見えない部分にお金をかけた家だけが長持ちする。


最終章:内装リフォームの本質

内装リフォームは、

「今を良くする工事」ではなく
「これからの暮らしを設計する行為」

です。

だから、

  • 焦らない
  • 任せきらない
  • ちゃんと考える

これができた施主は、
ほぼ例外なく満足しています。

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