マンションリフォームについて2026.01.23
深層・暗部・臨界領域
― “設計でも施工でもない部分”が結果を支配する ―
第17章|なぜマンションリフォームは「説明されない失敗」が多いのか
17-1. 失敗は3種類しかない
実務上の失敗は、ほぼこの3つです。
- 物理的に無理
- 制度的に無理
- 人間的に無理
しかし契約前は、すべて
「できる/できない」ではなく
「たぶんできる」「前例はある」
という曖昧ゾーンで処理されます。
➡ 失敗の種は、ここでまかれている。
第18章|「壊せる壁」と「壊すと終わる壁」
18-1. 耐力壁より危険な壁
実務で一番怖いのはこれです。
- 設備逃げ壁
- 誘導壁
- 後施工壁
構造的には壊せる。
だが壊した瞬間に:
- 排水ルートが消える
- ダクトが成立しない
- メンテ不可になる
➡ 壊せる ≠ 成立する
第19章|排水計画の「誰も言わない限界線」
19-1. 排水には“心理限界”がある
理論上は勾配が取れればOK。
しかし実務では、
- 流れる音
- 詰まりやすさ
- 清掃不能区間
が一定距離を超えると必ずクレームになります。
プロの暗黙ルール
- キッチン横移動:2.5m以内
- トイレ横移動:1.5m以内
- 洗面:比較的自由
これを超える提案をする業者は
経験不足か、覚悟がない。
第20章|床上げは「高さ」より「連続性」
20-1. 10mmの段差が生活を壊す
実務で最も後悔されるのは、
- 玄関框との関係
- 建具下端
- 家具搬入
床上げは局所でやると破綻します。
➡ 正解は「住戸全体のレベル設計」
第21章|梁型処理の“見せない失敗”
21-1. 梁は「隠すと負け」
梁を下げ天井で消すと:
- 圧迫感
- 照明破綻
- 空調効率低下
実務者はこう考えます。
梁は消すものではなく、
空間のルールとして受け入れるもの
第22章|管理組合が本当に恐れているもの
22-1. 騒音ではない
管理組合が一番怖いのは、
- 前例化
- 責任の連鎖
- 統制不能
つまり
「一人にOKを出すと、止められなくなる」
➡ だから理屈より空気で否認される。
第23章|理事会で通る設計・落ちる設計
23-1. 通る設計の共通点
- 代替案が用意されている
- 元に戻せる説明がある
- 共用部影響が可視化されている
23-2. 落ちる設計の特徴
- 「最新なので大丈夫です」
- 「他でやってます」
- 「理論的には可能」
➡ 理事会は技術者ではない
➡ 感情とリスク回避で判断する
第24章|スケルトン後に地獄を見る瞬間
24-1. 配管が“思った位置にない”
図面は信用してはいけない。
- 増設配管
- 勝手な改修履歴
- 過去工事のツケ
➡ 解体=調査の始まり
第25章|施工者が本音で嫌がる設計
25-1. 「納まり未決」の設計
- 寸法未確定
- 材種未定
- 逃げなし
現場では
図面に描いてないことが一番コストがかかる
第26章|設計者が口に出さない本当の判断軸
26-1. 「美しいか」ではない
設計者の脳内はこうです。
- 事故らないか
- クレームにならないか
- 将来壊しやすいか
- 美しいか(最後)
第27章|高級設備が失敗しやすい理由
27-1. マンションは設備に厳しい
- 換気量不足
- 排熱不足
- メンテスペース不足
➡ 戸建て基準を持ち込むと事故る
第28章|「このマンションはリフォーム向きか?」の即断法
プロは現地でここを見る。
- PS位置
- 梁せい
- 天井懐
- 管理人の一言
10分で8割分かります。
第29章|売却前リフォームの禁断領域
29-1. やると逆効果なこと
- 個性強すぎ
- 高級すぎ
- 固定しすぎ
➡ 売却前は「余白」が価値
第30章|最深部:結局、勝敗を分けるもの
30-1. 技術ではない
マンションリフォームの最終勝者は、
- 調整できる人
- 引き際を知っている人
- 「やらない判断」ができる人
最終結論(ここまで潜った先)
マンションリフォームは
「何をするか」ではなく
「何をしないか」を決める行為です。
自由度は幻想。
最適解は、いつも制約の内側にあります。
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