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内装リフォームについて2026.08.17

内装リフォームとは?工事内容・費用・進め方・失敗しないポイントを徹底解説

1.内装リフォームとは

内装リフォームとは、住宅やマンション、店舗などの建物内部について、壁・天井・床・建具・収納などを改修し、使い勝手やデザイン、快適性を向上させる工事のことです。

古くなった内装を新しくするだけではなく、生活スタイルや用途に合わせて間取りを変更したり、収納を増やしたり、断熱・防音性能を高めたりすることも内装リフォームに含まれます。

代表的な工事には、以下のようなものがあります。

  • クロスの張り替え
  • 床材の張り替え
  • フローリング工事
  • クッションフロア工事
  • フロアタイル工事
  • 長尺シート工事
  • 畳からフローリングへの変更
  • 和室から洋室への変更
  • 天井・壁の造作
  • 間仕切り壁の新設・撤去
  • 建具交換
  • 室内ドア交換
  • 収納造作
  • 可動棚の設置
  • カウンター造作
  • 巾木・廻り縁の交換
  • 塗装工事
  • 左官仕上げ
  • タイル工事
  • 防音工事
  • 断熱工事
  • 照明工事
  • コンセント・スイッチの変更
  • エアコン・換気設備工事
  • 内装に伴う電気・設備工事

内装リフォームは、工事範囲によって規模が大きく変わります。

例えば「6畳の部屋のクロスと床だけを張り替える」という小規模な工事から、「住宅全体の間取りを変更して、水回りや電気設備まで一新する」という大規模なリフォームまであります。

そのため、内装リフォームを計画する際には、単純に「何を新しくするか」だけでなく、「どこまで工事するのか」を明確にすることが重要です。

2.内装リフォームとリノベーションの違い

内装リフォームとリノベーションは似た言葉ですが、一般的には工事の目的や規模によって使い分けられています。

内装リフォーム

内装リフォームは、既存の建物を部分的に修繕・更新する工事を指すことが多いです。

例えば、

  • 壁紙を張り替える
  • 床を張り替える
  • 建具を交換する
  • 天井を塗装する
  • 畳をフローリングに変更する

といった工事です。

「古くなったものを新しくする」という意味合いが比較的強い工事です。

リノベーション

リノベーションは、既存の建物に大きな変更を加え、新しい価値や機能を付加する工事を指すことが一般的です。

例えば、

  • 3LDKを2LDKに変更する
  • LDKを広くする
  • 和室をなくしてLDKにする
  • 収納を大幅に増やす
  • 配管や電気設備を更新する
  • 断熱性能を向上させる
  • デザインを全面的に変更する

などがあります。

ただし、リフォームとリノベーションには法律上の明確な線引きがあるわけではありません。

業者によって呼び方が異なるため、名称だけではなく「実際にどのような工事を行うのか」を確認することが大切です。

3.内装リフォームを行う目的

内装リフォームを行う目的は人によって異なります。

3-1.古くなった内装を新しくする

最も一般的な目的です。

壁紙が汚れたり、床が傷んだり、建具が古くなった場合などに内装を更新します。

特に築年数が経過した住宅では、クロスや床材だけでなく、下地材や建具などにも劣化が発生している場合があります。

表面だけを新しくするのではなく、必要に応じて下地の状態まで確認することが重要です。

3-2.デザインを変更する

内装リフォームでは、部屋の印象を大きく変えることができます。

例えば、

  • 白を基調とした明るい空間
  • 木目を活かしたナチュラルな空間
  • ブラックやグレーを使ったモダンな空間
  • コンクリート調のインダストリアル空間
  • 高級感のあるホテルライクな空間

など、さまざまなデザインが可能です。

3-3.使い勝手を改善する

見た目だけでなく、生活動線や収納などを改善することも内装リフォームの重要な目的です。

例えば、

「収納が少ない」
「家具を置くと通路が狭い」
「コンセントが足りない」
「照明が暗い」
「部屋を仕切りたい」

といった問題をリフォームによって改善できます。

3-4.間取りを変更する

内装リフォームでは、間仕切り壁を新設・撤去することで部屋の構成を変更できます。

例えば、

和室+LDK

という間取りを、

広いLDK

に変更することがあります。

ただし、壁を撤去できるかどうかは、建物の構造や壁の役割によって異なります。

特にマンションでは、建物の構造体や共用部分を勝手に変更することはできません。

そのため、工事前に建物の構造や管理規約を確認する必要があります。

4.内装リフォームの代表的な工事

4-1.クロス張り替え

内装リフォームで最も一般的な工事の一つです。

壁や天井の既存クロスを剥がし、新しいクロスを施工します。

クロスには、

  • ビニールクロス
  • 珪藻土調クロス
  • 木目調クロス
  • タイル調クロス
  • コンクリート調クロス
  • 防汚クロス
  • 消臭クロス
  • 防カビクロス
  • 不燃クロス

などがあります。

住宅では一般的な量産クロスを使用するとコストを抑えやすく、デザイン性を重視する場合には1000番台クロスなどの高意匠品を選ぶ方法があります。

ただし、クロスの種類だけでなく、下地の状態も仕上がりに大きく影響します。

4-2.床リフォーム

床材には多くの種類があります。

フローリング

住宅では非常に一般的な床材です。

大きく、

  • 無垢フローリング
  • 複合フローリング

などがあります。

無垢材は天然木ならではの質感が魅力ですが、湿度による伸縮や傷などに注意が必要です。

複合フローリングは、品質や価格、施工性が安定していることが特徴です。

フロアタイル

塩ビ系の床材で、木目や石目などデザインの種類が豊富です。

比較的施工しやすく、店舗や住宅のリフォームで幅広く使用されています。

本物の木や石に比べてコストを抑えながら、デザイン性を高められる点もメリットです。

クッションフロア

柔らかく、水に強い床材です。

トイレ、洗面所、住宅の水回りなどでよく使用されます。

比較的安価で施工できるため、コストを抑えたいリフォームに適しています。

長尺シート

耐久性や耐水性に優れた床材です。

住宅だけでなく、店舗、病院、事務所、施設などでも使用されています。

特に土足で使用する場所では、用途に適した製品を選ぶ必要があります。

5.壁・天井のリフォーム

壁や天井はクロス張りが一般的ですが、その他にもさまざまな仕上げがあります。

塗装

壁や天井を塗装する方法です。

クロスにはない質感を出すことができます。

ただし、既存下地の状態によっては下地処理が必要となります。

左官仕上げ

珪藻土や漆喰などを使用した仕上げです。

素材感のある空間を作りたい場合に適しています。

タイル

キッチンや洗面所などの水回りだけでなく、アクセントウォールとしてリビングなどにも使用できます。

化粧板

メラミン化粧板などを壁面に使用すると、耐久性が高く、清掃しやすい仕上げにできます。

店舗や厨房周辺では特に有効です。

6.間仕切り壁の新設・撤去

内装リフォームでは、間仕切り壁を変更することで部屋の使い方を大きく変えることができます。

例えば、

「子ども部屋を2部屋に分ける」
「2部屋を1部屋にする」
「LDKと廊下の間仕切りを変更する」
「収納スペースを新設する」

などです。

一般的な間仕切り壁では、軽量鉄骨下地(LGS)や木下地を組み、石膏ボードを張って仕上げます。

壁の内部には、

  • 防音材
  • 断熱材
  • 電気配線
  • 配管

などを入れることもできます。

7.建具・室内ドアのリフォーム

建具は部屋の印象を大きく左右します。

室内ドアには、

  • 開き戸
  • 引き戸
  • 引違い戸
  • 折れ戸
  • 片引き戸

などがあります。

限られたスペースでは、開き戸から引き戸へ変更することで、家具を置きやすくなる場合があります。

また、ガラス入り建具を採用すると、隣の部屋から光を取り入れることもできます。

8.収納リフォーム

収納不足は住宅でよくある問題です。

内装リフォームでは、

  • クローゼット
  • 壁面収納
  • 可動棚
  • パントリー
  • シューズクローク
  • 造作収納
  • テレビボード
  • 本棚

などを設置できます。

収納は単純に容量を増やせばよいわけではありません。

使用する物のサイズや頻度を考慮して収納計画を立てることが重要です。

例えば、毎日使用する掃除機や日用品は取り出しやすい場所に収納し、季節用品などは上部や奥側に配置すると使いやすくなります。

9.電気工事も重要

内装リフォームでは、電気工事を同時に行うことが非常に重要です。

クロスや床を新しくした後でコンセントを増設しようとすると、再度壁を壊す必要が発生する場合があります。

そのため、

  • コンセント
  • スイッチ
  • 照明
  • LAN
  • テレビ端子
  • USBコンセント
  • インターホン
  • エアコン電源

などを事前に計画します。

特に現在は、スマートフォン、パソコン、テレビ、家電など使用する電気機器が多いため、昔の住宅よりコンセントの数を多めに計画した方が使いやすくなります。

10.照明計画

内装リフォームでは照明計画も重要です。

単純に部屋の中央にシーリングライトを1台設置するだけではなく、

  • ダウンライト
  • ペンダントライト
  • スポットライト
  • ブラケットライト
  • 間接照明
  • ライン照明

などを組み合わせることで、空間の雰囲気を大きく変えることができます。

例えばリビングでは、全体照明を明るくするだけでなく、壁面や天井を照らす間接照明を組み合わせることで落ち着いた空間を作れます。

11.内装リフォームの工事の流れ

一般的な内装リフォームは、以下のような流れで進みます。

① 現地調査

まず現場を確認します。

確認する内容には、

  • 建物の構造
  • 現在の内装
  • 床・壁・天井の状態
  • 電気設備
  • 給排水設備
  • 換気設備
  • 建具
  • 寸法
  • 既存設備
  • 搬入経路

などがあります。

② 要望の整理

「何を改善したいのか」を整理します。

例えば、

「部屋を広くしたい」
「収納を増やしたい」
「掃除しやすくしたい」
「デザインを変更したい」

などです。

③ プラン作成

要望をもとに間取りや内装を計画します。

必要に応じて、

  • 平面図
  • 展開図
  • 天井伏図
  • 電気図
  • 造作図
  • 仕上表

などを作成します。

④ 見積もり

工事内容に応じて見積もりを作成します。

ここで重要なのが、単純な工事金額だけで比較しないことです。

例えば「クロス張り替え10万円」と書いてあっても、

  • 剥がし
  • 下地処理
  • 材料
  • 施工費
  • 廃材処分費
  • 養生費

などが含まれているかどうかによって実際の金額は変わります。

⑤ 材料・色決め

クロス、床材、建具、塗装色、照明器具などを決定します。

サンプルを実際の空間で確認すると、完成後のイメージとの違いを減らせます。

⑥ 着工

工事前に家具や家電を移動し、必要な養生を行います。

その後、

  1. 解体
  2. 下地工事
  3. 電気・設備工事
  4. 木工事
  5. 床工事
  6. 建具工事
  7. クロス工事
  8. 塗装・仕上げ
  9. 照明・設備取付
  10. クリーニング

などの工程を進めます。

実際の順番は工事内容によって変わります。

⑦ 完了検査

工事終了後、施主と施工会社で仕上がりを確認します。

傷、汚れ、建具の開閉、設備の動作などを確認し、必要があれば手直しを行います。

12.内装リフォームの費用

費用は工事範囲、面積、材料、建物の状態などによって大きく変わります。

例えばクロス張り替えだけなら比較的安価ですが、下地の補修が多い場合は費用が増えます。

また、床材でも、

クッションフロア

フロアタイル

複合フローリング

無垢フローリング

のように、選択する材料によって価格が変わります。

さらに、

  • 解体費
  • 廃材処分費
  • 養生費
  • 搬入費
  • 人件費
  • 現場管理費
  • 電気工事費
  • 設備工事費

なども発生します。

そのため、「材料費だけ」で予算を考えると、実際の見積もりと大きく差が出ることがあります。

13.内装リフォームで費用を抑える方法

13-1.工事範囲を明確にする

最初に予算を決め、その範囲内で優先順位をつけます。

例えば、

「床は良い材料を使う」
「壁紙は標準品にする」
「建具は既存を利用する」

というようにメリハリをつける方法があります。

13-2.既存を利用する

まだ使用できるものは無理に交換しないことも重要です。

例えば、

  • 既存建具
  • 既存収納
  • 既存照明
  • 既存床
  • 既存設備

などを再利用できれば、費用を抑えられます。

13-3.材料を統一する

部屋ごとに違う材料を使うより、同じ床材やクロスをまとめて施工した方が材料管理や施工効率の面で有利になる場合があります。

13-4.造作を減らす

造作家具は空間に合わせて自由に作れる一方、既製品より費用が高くなる場合があります。

コスト重視の場合は、既製品の収納や棚を上手に利用する方法があります。

14.内装リフォームで失敗しやすいポイント

14-1.デザインだけで決める

見た目を優先しすぎると、実際に住んでから使いにくい場合があります。

重要なのは、

「見た目」
「機能性」
「メンテナンス性」
「耐久性」
「予算」

のバランスです。

14-2.コンセントが足りない

リフォーム後に「コンセントが足りない」という失敗は比較的多くあります。

家具の配置を決めたうえで、どこに何の電気製品を置くのかまで考えて計画することが重要です。

14-3.収納が使いにくい

収納量だけを増やしても、奥行きが深すぎたり、高すぎたりすると使いにくくなります。

収納は「何を入れるのか」から逆算することが重要です。

14-4.床材を用途に合わせていない

水がかかる場所、土足で使用する場所、ペットがいる場所などでは、適した床材が異なります。

デザインだけで選ばないことが重要です。

14-5.下地を確認しない

内装の仕上げ材を新しくしても、下地が悪ければ仕上がりに影響します。

特にクロス工事では、古い壁の凹凸や石膏ボードの傷などが仕上がりに影響します。

必要に応じてパテ処理やボード交換などを行います。

15.マンションの内装リフォーム

マンションでは戸建てとは違った注意点があります。

マンションの専有部分であっても、建物全体に関係する部分は自由に変更できない場合があります。

例えば、

  • 構造躯体
  • 共用配管
  • 共用部分
  • 外壁
  • バルコニー

などです。

また、管理規約によって、

  • 床材の遮音性能
  • 工事可能時間
  • 工事申請
  • エレベーター使用
  • 養生
  • 工事業者の登録

などが定められている場合があります。

マンションでリフォームを行う場合は、工事前に管理規約と使用細則を確認することが重要です。

16.戸建ての内装リフォーム

戸建ての場合はマンションより自由度が高い一方、建物の構造を確認する必要があります。

特に間仕切り壁を撤去する場合は、その壁が構造上重要な役割を持っていないか確認する必要があります。

また、築年数が古い住宅では、

  • 断熱性能
  • 耐震性能
  • 配線
  • 給排水管
  • 雨漏り
  • シロアリ
  • 下地の劣化

なども確認した方がよい場合があります。

表面だけをきれいにするのではなく、建物の状態に応じて必要な工事を検討することが重要です。

17.店舗の内装リフォーム

店舗では住宅とは異なり、デザインだけでなく営業形態や耐久性、清掃性、設備容量などを考慮する必要があります。

特に飲食店では、

  • 厨房
  • 給排水
  • ガス
  • 換気
  • グリストラップ
  • 厨房防水
  • 排気設備
  • 電気容量
  • 照明
  • 客席
  • カウンター
  • 看板

など、多くの設備が関係します。

例えば客席のカウンターでは、椅子の座面高さとカウンター高さの関係が重要です。

内装だけ先に決めるのではなく、設備・家具・厨房・客席の使い方を含めて計画する必要があります。

18.内装材を選ぶときのポイント

材料選びでは、以下の5点を確認します。

デザイン

空間全体のテイストに合っているか確認します。

耐久性

傷や汚れ、水、摩耗などに耐えられるか確認します。

メンテナンス性

掃除や補修がしやすいか確認します。

コスト

材料費だけでなく施工費まで含めて比較します。

入手性

将来補修する可能性を考え、同じ材料を入手できるか確認しておくことも重要です。

19.内装リフォームでは「下地」が重要

仕上げ材は目に見える部分ですが、内装工事の品質を左右するのは下地です。

例えばクロスをきれいに仕上げるためには、壁面を平滑にする必要があります。

床材についても、下地に不陸や段差があると、完成後に床鳴りや浮きなどの問題につながる場合があります。

そのため、

「材料を何にするか」

だけでなく、

「その材料を施工する下地が適切か」

を確認することが重要です。

20.内装リフォームと断熱

冬の寒さや夏の暑さが気になる住宅では、内装リフォームと同時に断熱工事を検討することもできます。

例えば、

  • 壁への断熱材追加
  • 天井断熱
  • 床断熱
  • 内窓
  • 断熱性の高い建具

などです。

特に築年数の古い住宅では、表面的な内装だけを新しくするより、断熱性能を改善した方が住環境を大きく改善できる場合があります。

21.防音リフォーム

生活音や外部からの騒音が気になる場合には、防音対策を検討します。

壁や天井に吸音材・遮音材を使用したり、床の遮音性能を高めたりする方法があります。

ただし、「吸音」と「遮音」は意味が異なります。

吸音は室内の音の反響を抑えること、遮音は音が隣室などへ伝わるのを抑えることです。

目的に応じた施工方法を選ぶ必要があります。

22.内装リフォームとバリアフリー

高齢者が住む住宅では、段差をなくす、手すりを設置する、廊下や出入口を広くするなどのバリアフリーリフォームも重要です。

例えば、

  • 床の段差解消
  • 手すり設置
  • 引き戸への変更
  • 滑りにくい床材
  • 廊下幅の改善
  • トイレの使いやすさ改善

などがあります。

将来の生活まで考えて計画すると、長く住みやすい住宅になります。

23.業者選びのポイント

内装リフォームは施工業者によって品質や価格が変わります。

業者を選ぶ際には、価格だけではなく、

  • 過去の施工実績
  • 見積書の内容
  • 工事範囲
  • 材料仕様
  • 保証
  • アフターサービス
  • 担当者の説明
  • 現場管理体制

などを確認します。

特に見積書は「一式」という記載だけでなく、可能な限り工事内容が分かるものを選ぶ方が比較しやすくなります。

24.相見積もりを取る場合の注意点

複数業者から見積もりを取ることは、価格を比較するうえで有効です。

ただし、単純に一番安い業者を選ぶのはおすすめできません。

例えば、

A社:150万円
B社:170万円
C社:190万円

という場合でも、A社だけ下地補修や養生、処分費などが含まれていなければ、実際の総額は変わる可能性があります。

同じ仕様・同じ工事範囲で比較することが重要です。

25.内装リフォームを成功させるためのポイント

内装リフォームを成功させるためには、最初の計画が重要です。

まず、

「何が不満なのか」

を整理します。

次に、

「どう改善したいのか」

を明確にします。

そして、

「予算はいくらか」

「どこを優先するか」

を決めます。

そのうえで、間取り、材料、設備、照明、収納などを具体化していきます。

特に重要なのは、完成したときの見た目だけではなく、実際に使用したときの動線を考えることです。

26.内装リフォームの優先順位

予算が限られている場合は、すべてを高級仕様にする必要はありません。

例えば、

優先度が高いもの

  • 建物の劣化部分
  • 下地補修
  • 配線・配管
  • 断熱
  • 防水
  • 安全性
  • 生活動線

予算に応じて調整できるもの

  • クロスのグレード
  • 床材のグレード
  • 建具
  • 造作家具
  • 照明器具
  • アクセントタイル

というように分けて考えると、予算配分がしやすくなります。

27.まとめ

内装リフォームは、単純に壁紙や床を新しくするだけの工事ではありません。

間取り、収納、床、壁、天井、建具、照明、コンセント、設備、断熱、防音などを総合的に計画することで、住宅や店舗の使いやすさを大きく改善できます。

特に重要なのは、「見た目」と「使いやすさ」のバランスです。

おしゃれな内装であっても、収納が足りなかったり、コンセントが少なかったり、動線が悪かったりすれば、快適な空間とはいえません。

また、表面的な仕上げだけでなく、下地、電気、給排水、断熱、防音など、完成後には見えなくなる部分も重要です。

リフォームを計画するときは、

①現状の問題を整理する
②希望する暮らし方・使い方を決める
③予算を設定する
④間取り・動線を計画する
⑤材料・設備を選ぶ
⑥工事範囲を明確にする
⑦見積もりを比較する
⑧施工品質を確認する

という順番で進めると、失敗を減らしやすくなります。

内装リフォームは、建物をきれいにするだけでなく、現在の生活や営業スタイルに合わせて空間そのものを改善する工事です。

小規模なクロス・床の張り替えから、間取り変更を伴う大規模な改修まで幅広いため、目的と予算に合わせて工事内容を決めることが、満足度の高い内装リフォームにつながります。

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